肩こり緩和のために今すぐ始めたいセルフケア

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デスクワークをしている人で肩こりに悩まされている人は多いでしょう。長時間同じ姿勢をしている人は、肩こりにならないよう注意が必要です。

ここでは、肩こりの原因やセルフケアなどについて解説します。

肩こりとは

肩こりとは、肩の周りだけではなく、首から背中の上部、上腕に関する筋肉に不快感や圧迫感などを生じるものです。肩ではなくても、肩の周りの症状をまとめて肩こりと呼びます。症状の感じ方には個人差があり、張っている、苦しい、だるい、重い、痛いなど様々です。

肩こりは、最初に背中の表面にある僧帽筋(そうぼうきん)周辺のうち、肩上部に痛みが現れることが多く、進行すると周りに症状が広がります。慢性化すると、内側の筋肉にまで症状が現れ、筋肉がこわばることで重苦しく感じるようになるのです。

単なる肩こりだと思って放置すると、顔面や肩から手にかけての上肢、頭部などに痛みが現れるようになることがあります。また、頸部の筋肉が全体的に緊張すると、目の奥が痛くなったり、上肢がしびれてしまう場合もあるでしょう。

肩こりの原因

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肩こりの主な原因は次のとおりです。

同じ姿勢を長時間続けている

長時間のデスクワークや読書など、同じ姿勢を長時間続けていると、自然に首を前方へ突き出す姿勢になります。

このとき、両肩がすぼんでいるため、首から肩の筋肉が緊張し、その結果、血行不良によって肩こりが引き起こされるのです。

運動不足

筋肉には、血液を巡らせるポンプ機能があります。そのため、運動不足で筋力が低下すると、ポンプ機能が衰えて血行不良に繋がるのです。

血行不良が続くと、十分な酸素と栄養が全身にうまく供給されなくなり、疲れやすくなったり肩がこりやすくなったりするようになります。

眼精疲労

目を酷使すると、目や周辺の筋肉が緊張します。その際に、首や肩も緊張して肩こりを招くのです。

まばたきの回数の減少によっても眼精疲労が溜まるので、パソコンやテレビの画面を集中して見ているときは、まばたきをすることを意識しましょう。

ストレス

ストレスを感じると全身の筋肉が緊張します。また、ストレスは血管を収縮させて血行不良を招きます。このように、2つの理由でストレスによって肩こりが引き起こされるのです。

肩こりの主な原因は上記のとおりですが、他にも枕やメガネの度が合っていなかったり、低血圧、内臓疾患など病気を発症したりしていることも原因になります。

肩こりを緩和させる方法

肩こりは、すぐに緩和させることはできません。また、肩こりの原因を解消しなければ、再び肩がこってしまいます。

そのため、クリニックでは肩こりを引き起こしている身体のゆがみを改善する治療を行うのが一般的です。また、肩こりを一時的に緩和させるために、次のような治療を行います。

マッサージ

肩こりの原因である血行不良を解消する目的でマッサージを行います。

温熱療法

温めることで結構を促進させることができます。温湿布の他、音波を使用することもあります。

運動療法

筋肉の緊張を和らげることを目的として運動療法を行います。ストレッチで筋肉をほぐしたり、日常生活の改善点をアドバイスしたりします。

薬物療法

上記の治療で十分に改善しない場合は、筋弛緩剤で筋肉の緊張をほぐしたり、痛みを引き起こす物質に作用する消炎鎮痛剤を使用したりします。場合によっては、局所麻酔剤や漢方薬なども使用されます。

肩こりのセルフケア

肩こりは、マッサージをすることで解消できる可能性があります。以下のマッサージで肩をほぐしましょう。

(1)腕の力を抜いた状態で肩のほぼ中央にある筋肉が隆起した部分のツボを指で押します。
(2)深呼吸をして、息を吐くタイミングで(1)のツボを押します。これを3回繰り返してください。
(3)再度深呼吸をして、ツボを押しながら息を吐き、そのまま腕を一回転させます。このとき、しっかりと腕を真上まで上げることが大切です。これを3回繰り返しましょう。
(4)ツボの周りを6回程度軽く揉みます。これを両肩行います。

おわりに

肩こりは、仕事や家事など様々な原因で起こります。肩こりの解消法を知っておき、悪化する前にケアしましょう。

放置すると改善に時間がかかるので、早めにクリニックを受診することが大切です。

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