傷跡修正で傷跡を目立たなくできるの?

shutterstock_557361988

傷跡には、交通事故のような過失や不注意などによって残る傷跡と、リストカットや根性焼きなど自分または他人によって作られる傷跡があります。これらの傷跡に対してコンプレックスを抱えてしまうと、日常生活に支障をきたすことがあるので、早めに治療を受けることが大切です。

ここでは、傷跡修正で傷跡を目立たなくする方法について解説します。

傷跡修正とは

傷跡修正とは、傷跡を目立たなくする治療です。傷の形や状態に合わせて修正します。

傷跡があることで、次のようなことに悩まされる場合があり、すでにお悩みの方もおられるかもしれません。

・人に傷跡をジロジロと見られる
・偏見を持たれる
・自分に自信を持てなくなる
・後ろめたい気持ちを抱える(リストカット、根性焼き)

傷跡修正を適用できる傷跡

shutterstock_557361952

傷跡修正は、主に次のような理由で残った傷跡に行います。

・交通事故
・リストカット
・根性焼き

これらの理由により残った傷跡を目立たなくすることで、次のようなメリットを得られます。

・傷跡に対するコンプレックスを和らげられる
・傷跡が露出する服を気軽に着れるようになる
・後ろめたい気持ちを和らげられる(リストカット、根性焼き)

傷跡修正の方法

傷跡修正の方法は次のとおりです。

切除術

傷跡がある部分を直接切り取る方法です。Z型にデザインするZ形成術、ジグザグにデザインするW形成術があります。傷跡に適したデザインに切り取り、それを縫合することで元の傷跡が目立たなくなるのですが、大きな傷跡より小さな傷跡にしか適用できません。

また、皮膚の表面を縫わずにボンドで止める方法がありますが、傷跡が目立ってしまうことがあるため注意が必要です。いずれにしても、治療後、3~6ヶ月は傷跡が赤くなることがあります。

この場合は、肌色のテープを張り、傷跡が緊張しないようにすることで、目立たなくすることができるでしょう。

切除縫合

リストカットや根性焼きは複数回に及ぶことが多いため、傷跡が複数あることがあります。このような傷跡には、切除縫合かアブレーションが適しているでしょう。

切除縫合は、皮膚を切除して縫い合わせることで、1本の長い傷跡を作る治療法です。複数本の切り傷がある場合よりも目立ちません。

アブレーション

切除縫合が適用できる範囲は限られています。広範囲に及ぶ傷跡に対しては、皮膚の表面を細かく剥離させるアブレーションが最適です。

広範囲にわたる火傷のような傷跡になります。術後は赤く腫れ上がりますが、少しずつ赤みがひいて平坦になっていくので心配はいりません。

削皮術

CO2レーザーや採皮刀で傷跡を削り取ります。削り取った部分が自然に再生されると、元の傷跡が目立たなくなるでしょう。

しかし、新たな火傷のような傷跡ができるため、元の傷跡が非常に目立つ場合や、切り傷よりも火傷による傷跡の方がまだ良いと考えられる場合に適しています。

植皮術

傷跡の部分の皮膚を切除して、そこに他の部位から皮膚を移植する治療法です。指や手の甲など切除することが難しい部位は複数回の治療が必要ですが、植皮術であれば1回で修正できます。

しかし、採取した皮膚の部分を損傷することになるので、ライフスタイルを考慮して最適な部分の皮膚を採取しなければなりません。また、高い技術を必要とするため、クリニックを慎重に選ぶことが大切です。

マイクロニードルセラピー

ミクロレベルの針穴を皮膚に開け、自然治癒力を促すことで皮膚組織の細胞を活性化させる薬の浸透性を高める方法です。そうすることで、傷跡が修復されやすくなります。

マイクロニードルセラピーでは、微小な針が200本程度埋め込まれている器具を使用し、これを皮膚に転がすことで針穴を開けます。

おわりに

傷跡が残ることで、傷がついた原因に対してトラウマを抱えたり、傷跡があることにコンプレックスを持ったりしてしまうことがあります。自分に自信を持てない、コンプレックスを感じるなどすることで、日常生活に支障をきたしてしまうことがあるのです。

そうなる前に、傷跡修正を受けてコンプレックスを解消し、自信を取り戻すことが大切です。

関連する記事