薄毛の原因はさまざま!でも、結果は結局ハゲるのみ!脱毛症の種類に合わせた対策を!

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薄毛になるとどうしても人目が気になり、積極的に人と接することができなくなった結果、人間関係に支障をきたすことがあります。

薄毛の原因はさまざまですが、いずれの場合も脱毛症によってもたらされるものです。そんな脱毛症にはいくつかの種類があり、それぞれ対策法が異なります。自分の脱毛症の種類を特定して正しく対処しましょう。

ここでは、脱毛症の原因と対策について解説します。

男性型脱毛症の原因

脱毛症はさまざまな原因が重なることで起こるものです。

例えば、薄毛症状の代表格に男性型脱毛症がありますが、こちらの主な原因は、男性ホルモンが5αグルコシダーゼによってジヒドロテストステロンに変換され、それが毛乳頭細胞の受容体と結合することによっておこると考えられています。毛乳頭細胞にジヒドロテストステロンが結合すると、髪の成長が阻害され、太くて長い髪が育たなくなって薄毛になるのです。

また、強いストレスや生活習慣の乱れ、栄養バランスが悪い食事なども男性型脱毛症の原因と考えられています。強いストレスを受けると自律神経のバランスが崩れ、血流の悪化を招いてしまうためです。

髪の成長に必要な様々な栄養素は、血液によって毛乳頭へと供給されます。そのため、血流が低下すると毛乳頭への栄養素の供給が滞り、髪が十分に育たなくなってしまうという仕組みです。

また、睡眠不足や喫煙、偏食などは新陳代謝の低下をもたらすため、髪質が悪くなったり成長が遅れたりする原因となります。

男性型脱毛症の対策

男性型脱毛症は進行性であるため、少しでも早く治療を開始することが望ましいです。放置すると、抜け毛の量が増え、髪も細く短くなっていきます。その結果、非常に目立つ薄毛になってしまうのです。

男性型脱毛症の対策としては、ウイッグを被る、マッサージをするといった方法が挙げられますが、いずれも進行を止める効果はありません。男性型脱毛症は、早めにクリニックで薬物療法を受けることが大切です。

男性型脱毛症の薬物療法では、主にフィナステリド(商品名プロペシア)を使用します。フィナステリドは、テストステロンをジヒドロテストステロンに変える5αグルコシダーゼを阻害することで、男性型脱毛症の進行を抑制する薬です。

また、外用剤としてはミノキシジルが含まれたリアップが用いられることが多く、血行促進作用や5αグルコシダーゼの阻害作用などがあるといわれています。その他、男性型脱毛症の治療に用いられる成分の代表的なものは、アゼライク酸やレチノール、アデノシン、プロシアニジンなどです。

脂漏性脱毛症の原因

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脂漏性脱毛症は、脂漏性皮膚炎が悪化することで起こります。脂漏性皮膚炎とは、皮脂の分泌が多いTゾーンや頭皮などに起こりやすい病気です。

皮脂を栄養源としてマラセチア真菌が増殖し、同時に遊離脂肪酸を生産して炎症を引き起こします。かゆみに伴い、カサカサと乾燥するのが特徴で、悪化するとかさぶたや黄色がかった浸出液が出るなどの症状が現れることもあるでしょう。

この脂漏性皮膚炎が頭皮に起こり、悪化して脱毛するのが脂漏性脱毛症です。悪化する前に適切に対処することで、脂漏性脱毛症を予防できます。

脂漏性脱毛症の対策

脂漏性脱毛症の根本の原因は皮脂の過剰分泌であるため、皮脂の分泌をコントロールすることが予防に繋がります。脂質の多い食事を避け、ストレスや睡眠不足の解消、適切なスキンケアなどをおこないましょう。

また、脂漏性皮膚炎を治すことで脂漏性脱毛症も治まります。脂漏性皮膚炎には、炎症を抑えるためにステロイド薬を、マラセチア真菌を除去するために抗真菌剤を使用して治療するのが一般的です。

粃糠性脱毛症の原因

粃糠性(ひこうせい)脱毛症は、頭皮の乾燥によって大量発生したフケが毛穴を詰まらせたり、雑菌の餌になったりすることで炎症が起こり、それに伴って脱毛する病気です。強いかゆみや湿疹をともなうこともあります。

乾燥は、皮脂の落としすぎによって起こります。洗浄力が強すぎるシャンプーを使用したり、肌に合わないヘアケア用品を使用したりすることが主な原因です。

また、ストレスや偏食などライフスタイルも関与しています。さらに、なんらかの原因で男性ホルモンが過剰に分泌されるようになることで、粃糠性脱毛症になりやすくなるともいわれており、アレルギー体質の方もなりやすいといわれているので注意しましょう。

粃糠性脱毛症の対策

生活習慣を改善することで、粃糠性脱毛症を予防できます。自分の肌質に合ったシャンプーやヘアケア用品を使用したり、十分な睡眠をとったりすることが大切です。ストレスや喫煙、アルコールの摂取なども粃糠性脱毛症のリスクを高めるので注意しましょう。

また、炎症を抑えるためにステロイド薬を使用するのも選択肢の一つです。アレルギー体質が関係しているといわれているため、アレルギーのための薬を処方されることもあります。

おわりに

脱毛症には、男性型脱毛症をはじめとして、脂漏性脱毛症や粃糠性脱毛症などさまざまな種類の脱毛症があります。それぞれ原因が異なるので、まずは種類を特定することが先決です。

間違ったケアによって悪化する恐れがあるので、自己判断で民間療法などを試さないよう注意しましょう。

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