セルフチェックしよう!わきがの原因と治療法

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わきがの原因はさまざまであるため、まずは原因を特定することが先決です。原因を取り除いただけでは、わきがの根本的な改善には繋がりません。

並行して、クリニックで治療を受けましょう。ここでは、わきがの原因と治療法について解説していきます。

わきがとは

わきがは、不快な臭いが出るものですが、具体的な症状について把握していない方も多いのではないでしょうか。次のような項目に当てはまる場合は、わきがの可能性があります。

・家族にわきがの人物がいる
・耳垢が湿っている
・わきに汗をかきやすい
・靴下や靴が臭う
・毛深い
・肉類や脂っこい食べ物を好む
・衣類のわきの部分に色が付くことがある
・ストレスを強く感じている
・臭いを指摘されたことがある
・自分の臭いが気になる

わきがの原因

汗を分泌する汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺があります。運動したときや辛いものを食べたときには、エクリン腺から汗が分泌されるのですが、この汗はほぼ無臭です。

しかし、アポクリン腺から出る汗には、アンモニアや鉄分などが含まれており、皮脂と混ざり合い細菌によって分解されることで、わきがの独特な臭いを発生させます。

皮脂は皮膚を保護したり潤いをキープしたりするものですが、脂っこい食べ物を好む人は皮脂が過剰に分泌されているため、わきがを引き起こしやすくなってしまうでしょう。

わきがの治療法

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クリニックでは、次のような治療を受けることができます。

剪除法(せんじょほう)

わきを切開し、皮膚を裏返してアポクリン腺を目視で取り除いていく治療法です。アポクリン腺は比較的大きな粒状のものであるため、高い技術は必要ありません。しかし、傷跡が大きいうえに費用が高いというデメリットがあります。

皮下組織吸引法

わきに小さな穴を開けて、アポクリン腺を吸引する治療法です。傷跡が小さいことがメリットですが、アポクリン腺は脂肪以外にも分布しているため、完全に取り除くことができません。

皮下組織削除法

わきを小さく切開し、特殊な器具を挿入してアポクリン腺ごと皮膚の裏側を削り取る治療法です。高い技術が必要であることや、数ヶ所の傷跡が残るといったデメリットがあります。

超音波吸引法

皮下組織吸引法と同じように、わきに小さな穴を開けて吸引器を挿入します。吸引器の先端から出る超音波の熱でアポクリン腺を破壊しつつ吸引していきます。皮下組織吸引法と同じく、それほど高い効果は期待できません。

電気凝固法

わきの毛穴に電極針を刺し、電気を流して毛根の細胞を破壊する治療法です。アポクリン腺や皮脂腺を同時に処理するため、脱毛とわき毛の治療を同時に行えます。

ボトックス治療

ボツリヌス菌が出す毒素を無毒化したボトックスをわきに注入します。すると、神経伝達物質の放出が抑制されて、発汗量を減らすことができます。短時間の施術で済むうえに生活の制限がありませんが、効果は6ヶ月程度しか持続しません。

レーザー治療

アポクリン腺は、毛穴に沿って存在します。そのため、黒い色素に反応するレーザーを照射すれば、毛穴と一緒にアポクリン腺を破壊することができます。レーザー治療では、3~5回の施術が必要ですが、1回につき10~30分と短時間の施術で済みます。

また、切開しないため傷が残らず、翌日から入浴もできます。ただし、わき毛が生えている部分のアポクリン腺しか破壊できないので、根本的な改善は見込めません。また、完全に破壊できなかったアポクリン腺は再生するため、わきがが再発する可能性もあります。

おわりに

わきがは、生活習慣の乱れや遺伝、ストレスなどさまざまな原因で引き起こされます。これらの原因を取り除くことで、わきがのリスクを下げることができるでしょう。

また、わきがに悩んでストレスを溜める前に、クリニックで治療を受けることをおすすめします。カウンセリングを受けて、自分にとって最適な治療法を選択しましょう

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